きっかけ
かつて、Mai 研究室には、社内から毎日のように小さな依頼が届いていました。
書影(表紙)データの規定フォーマットへの変換、
売上明細のフォーマット変換、社内ルールに則したファイル名への変更。
どれも数分で終わる作業ですが、そのたびに誰かへ声をかけ、
「お願いします」「できました」というやり取りを繰り返す必要がありました。
依頼する側は、「今お願いしても大丈夫だろうか」と相手の忙しさを気にかける。
受ける側も、その都度作業の手を止めて対応する。
一つひとつは小さなやり取りでした。
けれど、その積み重ねが、お互いに小さな遠慮を生んでいました。
そこで私たちが考えたのは、単に作業を自動化することではありませんでした。
まるで、その仕事を専門に引き受けてくれる新しい仲間が
一人増えたような仕組みはつくれないだろうか。
気軽に「お願い」と声をかければ、いつでも仕事を引き受けてくれる…
そんな発想から生まれたのが、「MaiBot」でした。
気軽に頼める仕組み
MaiBot は、Google Chat 上で動作する業務支援システムです。
人にお願いするのと同じように、チャットで話しかけるだけで、
書影(表紙)データの変換や売上明細のフォーマット変換などを自動で行います。
また、必要な資料や社内ツールも、聞けばすぐに見つかります。
目指したのは、みんなが本来向き合うべき
それぞれの仕事に集中できる環境をつくることでした。
人から組織へ
MaiBot は、単に定型業務を自動化するためのシステムではありません。
人に頼みにくい仕事を、気兼ねなく依頼できるようにすること、
業務の属人化を防ぐこと、ミスの起こりやすい処理を自動化し、
品質を安定させること。
こうして、気を遣う作業を MaiBot が引き受けることで、
人は考え、相談し、創造する時間を増やすことができます。
MaiBot は、一人ひとりの小さな困りごとに向き合いながら、
組織全体の働き方を支え、これからも進化を続けていきます。

